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「フレネミーが出てくる漫画、なにかない?」「あのドラマみたいな関係、私の周りにもある気がする」そう思って作品を探している方も多いはずです。
結論から言うと、フレネミーの漫画・ドラマ・映画は、作品名から探すより「舞台」と「役割」から探すほうが早いです。そのほうが、自分に近い1本にすぐたどり着けます。
この記事では、個別の作品名やネタバレは出さずに、舞台5つと役割3つの類型、そして探す前に決めておきたい観点をお伝えします。
フレネミーが描かれる作品は「舞台」で5つに分けられます
フレネミーの関係を描いた作品は、職場もの・ママ友もの・学園もの・恋愛もの・ホラーやサスペンスの5つの舞台に分かれます。舞台が変わると「何で比べられるか」と「どんな行動が目立つか」が変わります。だから作品探しは、自分の悩みに近い舞台から入るのが早道なんです。
フレネミーは friend と enemy を合わせた言葉で、「友達のふりをした敵」を指します。日本では2015年に新語・流行語大賞の候補に入りました。2026年に放送されたドラマをきっかけに、あらためて広く使われています。
言葉の歴史はフレネミーはいつから流行語になったのかにまとめています。
『でも、フレネミーって最近の言葉だよね?』と思いますよね。実は、名前がつくずっと前から、「友達の顔をした敵」は物語の定番でした。
だから「フレネミー 漫画」と探すと、題名にフレネミーとある作品は少ないです。題名には無いのに、関係の描き方がまさにフレネミーという作品のほうが、ずっと多く見つかります。

| 舞台 | 何で比べられるか | 目立つ行動 | 読み終えて得やすい視点 |
|---|---|---|---|
| 職場もの | 評価・昇進・上司からの信頼 | 手柄の横取り、根回し、味方のふりをした情報集め | 「仕事の相談を誰にするか」の線引き |
| ママ友もの | 子ども・夫・家・暮らしぶり | 集まりでの序列、噂の広がり、仲間外れの空気 | 「グループの中で距離を保つ」やり方 |
| 学園もの | 成績・人気・恋愛・部活 | 二人だけの秘密の共有と裏切り、グループ内の入れ替え | 「親友と思っていた相手との温度差」を言葉にする |
| 恋愛もの | パートナー・モテ・結婚 | 恋人への接近、応援するふりの妨害、比べる一言 | 「祝福に混ざる毒」への気づき方 |
| ホラー・サスペンス | 生活そのもの・安全 | 善意の顔をした支配、依存の作り込み、孤立させる手順 | 「距離のコントロール」の怖さの極端な形 |
職場ものには、味方の顔で情報を集める相手が出てきます
職場が舞台の作品では、同僚や同期のフレネミーが「相談に乗るふり」で情報を集めます。そしてその話を、評価や人事の場面でそっと使うんです。
例えばこんな場面です。
「最近、上司とうまくいってなくてさ」
「分かる。私でよければ聞くよ」
この会話のあとで、その悩みが別の人の口から自分に戻ってくる。作品の見どころは、主人公が「誰に何を話すか」を変えていく過程にあります。
現実の職場で同じ違和感がある方は、職場のフレネミーで行動サインを確かめてみてください。
ママ友ものは、グループの空気で孤立が進みます
ママ友が舞台だと、比べられるのは子どもや夫、暮らしぶりです。集まりの中での序列や、噂の広がり方が描かれます。
個人対個人というより、グループの空気として孤立が進むのが特徴です。「誰が言い出したか分からないのに、いつの間にか自分だけ呼ばれていない」という描写が多いですね。
現実のママ友の悩みはママ友のフレネミーで扱っています。
学園ものは、親友枠の裏切りがいちばん多く描かれます
学園ものは、フレネミーの関係がもっとも多く描かれてきた舞台です。「二人だけの秘密」が広まる、仲のいい相手がグループの中で入れ替わる、成績や恋愛で比べられる。
こうした出来事が、思春期の人間関係として描かれます。アニメでも学園ものは多く、フレネミーアニメキャラと呼ばれる登場人物の多くはこの舞台にいます。
学校での悩みは学校・学生のフレネミーをどうぞ。
恋愛ものは、応援するふりの妨害が中心です
恋愛ものでは、「応援するね」と言いながら相手に近づく、交際や結婚の報告に一言足す、という「祝福に混ざる毒」が描かれます。
「おめでとう!でも、あの人ってちょっと軽い感じしない?」こんな一言が積み重なる展開ですね。
恋人そのものがフレネミーのように振る舞う作品もあります。その場合は恋愛・恋人のフレネミーの内容と重なります。
ホラー・サスペンスは、距離のコントロールが極端な形で出てきます
ホラーやサスペンスにも、フレネミーの関係はよく使われます。善意の顔で近づき、生活に入り込み、周囲から少しずつ孤立させていく手順が、恐怖の演出として描かれます。
現実にここまで劇的に進むことは少ないです。ただ、「距離のコントロール」という行動の怖さを、いちばん分かりやすく見せてくれる舞台なんです。
- 職場の「手柄の横取り」と学園の「秘密の拡散」は、どちらも「渡した情報を使う」行動です
- ママ友の「序列づくり」と恋愛の「一言足す」は、どちらも「比べる」行動です
- 舞台は自分に近いものを選び、行動は舞台をまたいで見比べると、作品の読み方が深まります
フレネミーキャラの描かれ方は「役割」で3つに分かれます
舞台は決まったのに、まだ候補が多すぎる。そんな方も多いはずです。
そのキャラが物語のどの位置にいるかで見ると、作品はさらに絞りやすくなります。ここでは次の3つに分けます。

| 役割 | 描かれ方 | 読者が得るもの |
|---|---|---|
| 親友枠にいる敵 | 主人公にいちばん近い位置にいて、裏で足を引っ張る。物語の後半で裏の顔が見える | 「近い人ほど気づきにくい」という実感 |
| ライバル枠にいる味方 | 表向きは競争相手だが、肝心な場面で助ける。フレネミーの語源に近い関係 | 「敵と味方は固定ではない」という見方 |
| 自覚のない加害者 | 本人は友達のつもりで、比べる言葉や情報の扱いで相手を傷つけている | 「自分もそうかもしれない」という視点 |
親友枠にいる敵
いちばん多い描かれ方です。読者は主人公と一緒に相手を信じ、途中で違和感を積み重ね、裏の顔が見えたところで「やっぱり」と感じます。
『私が今感じているモヤモヤ、これかも』と思いながら読めるのが、この役割の作品の良さです。主人公がどの行動で気づいたのかを追うと、自分の状況と照らし合わせやすくなります。
例えば、主人公が「その話、誰にも言ってないのに」とつぶやく場面。ここで初めて、渡した情報が使われていたと分かる展開は、この役割の定番です。
ライバル枠にいる味方
「敵でもあり友でもある」という、フレネミーという言葉が本来持つ両面をそのまま描くタイプです。スポーツものや仕事ものに多く、競い合いながら助け合う関係として好意的に描かれることもあります。
フレネミーがいつも悪い意味とは限らないことを、この役割の作品は教えてくれます。読み終えて元気が出るのは、たいていこのタイプですね。
自覚のない加害者
本人に悪意がないのに、比べる言葉や情報の扱いで相手を傷つけているキャラです。読んでいて「これ、自分のことかも」とドキッとする方もいます。
そう感じたら、自分を責めなくて大丈夫です。自分がフレネミーかも診断で、行動のクセを確かめてみてください。
- 今の違和感を言葉にしたいなら「親友枠にいる敵」
- 関係を切らずに付き合う見方が欲しいなら「ライバル枠にいる味方」
- 自分の側を振り返りたいなら「自覚のない加害者」
漫画・ドラマ・映画・アニメで、描き方はどう違う?
同じフレネミーの関係でも、媒体によって見せ方が変わります。どこから入るか迷っている方は、ここを目安にしてみてください。
| 媒体 | 描き方の強み | こんな人に向く |
|---|---|---|
| 漫画 | モノローグで裏の顔が読めるので、表と裏の落差がいちばんはっきり出る | 行動を一つずつ確かめながら読みたい |
| ドラマ | 表情と間で描くので、「言葉は優しいのに空気が冷たい」感じを体感できる | 現実に近い違和感を確かめたい |
| 映画 | 限られた時間で決着まで描くので、関係の始まりから終わりまでを一度に見られる | 全体の流れをつかみたい |
| アニメ | 学園ものが多く、感情の描写が誇張されるぶん行動が分かりやすい | 分かりやすい例から入りたい |
2026年に放送されたドラマをきっかけに、この言葉を知った方も多いはずです。「フレネミー 映画」で探すと、海外の作品も多く見つかります。
どの媒体にも共通しているのは、読者や視聴者だけが「二人きりの場面」を見られることです。現実では表の顔しか見えない周囲の人と違って、物語では裏の顔が最初から少しずつ見せられます。
だから作品は、現実より「気づきやすく」できているんです。ここが、あとでお話しする現実との差につながります。
迷ったら、まず漫画かドラマからで大丈夫です
『全部見る時間はないんだけど…』という方は、漫画かドラマのどちらかで十分です。
言葉で確かめたい方は漫画、空気で確かめたい方はドラマ。この分け方だけ覚えておけば大丈夫です!
自分の状況に近い作品を探す、5つの観点
『とりあえず人気の作品から読めばいい?』それでも構いません。ただ、自分の状況を先に決めてから探すほうが、読んで役に立つ1本に当たりやすくなります。
- 舞台はどこか。職場・ママ友・学園・恋愛のどれが、今の自分にいちばん近いかを決める
- 相手はどの役割か。親友枠の敵か、ライバル枠の味方か、自覚のない加害者かを選ぶ
- いちばん引っかかっている行動は何か。祝えない・情報を使う・比べる・裏表・距離のコントロールから1つ選ぶ
- 読んだあとに欲しいのはどちらか。気持ちを言葉にしてすっきりしたいのか、距離の取り方のヒントが欲しいのかを決める
- 今の消耗度はどれくらいか。消耗が強いときは、復讐が中心の作品より距離の取り方まで描いた作品を選ぶ
5つとも埋まらなくても大丈夫です。舞台と、いちばん引っかかっている行動の2つが決まれば、探し始められます。
- 5つの観点を、メモに一言ずつ書いておく(例:「職場」「親友枠」「情報を使う」「距離の取り方」「けっこう疲れてる」)
- 作品のあらすじや口コミを読み、自分のメモと重なる言葉に印をつける
- 印が3つ以上ついた作品から読み始める
- 読み終えたら、「自分の状況と違ったところ」も1つ書いておく(次の作品選びの精度が上がります)
行動サインの5つの場面については、フレネミーの特徴と見分け方チェックリストでくわしく扱っています。
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「祝えない」「情報を使う」「比べる」「裏表」「距離のコントロール」の20項目で、相手の行動サインを数えます。結果から今日できる距離の取り方が分かります。
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フィクションと現実で違う3つのこと
作品は「裏の顔が見える」「仕返しで決着がつく」「相手がずっと悪役」の3点で、現実より分かりやすく作られています。この3点をそのまま現実に持ち込まないことが、作品をうまく使うコツです!
作品を通してフレネミーの関係を知ることには、ちゃんと意味があります。ただ、作品の展開をそのまま現実に期待すると、消耗がかえって長引くことも。
違いは主に3つです。
現実では、裏の顔が「暴かれる場面」は来にくい
物語には、裏の顔が周囲に知られる場面が用意されています。現実では、相手は表の顔で周囲から好かれたままのことがほとんどです。
裏の顔を知る人が少しずつ増える、というゆっくりした変化しか起きません。『いつか周りも気づくはず』と待つより、自分の距離を先に決めるほうが早く楽になります。
距離の決め方はフレネミーの対処法・付き合い方で扱っています。
現実では、仕返しが「痛快な結末」にならない
作品では、主人公の反撃が見せ場になりますよね。ところが現実で仕返しをすると、相手は被害者の立場を取ります。
すると周囲には「あなたが加害者」という形で伝わりやすいんです。作品で溜飲を下げるのは自由ですが、同じことを現実でやらないほうが、あなたの立場は守られます。
現実の相手は「悪役」ではなく、場面で行動が変わる人
作品のフレネミーキャラは、物語のために一貫して描かれます。現実の相手は、別の人にはごく普通の友達として振る舞うことが珍しくありません。
だから、相手を悪役に分類せず、「何をしたか」で見るのをおすすめしています。作品を見て「あの人はフレネミーだ」と決める前に、「あの場面のあの行動は当てはまるか」と見てみてください。それが現実に合った使い方です。
- 「なんとなく嫌」だった違和感の、名前と言葉
- 相手が使った手口(情報を使う・比べる・裏表)の見分け方
- 主人公が距離を取り直していく過程の、参考になる部分
- 「いつか裏の顔が暴かれる」という期待
- 仕返しで決着がつく、という結末のイメージ
- 「あの人はフレネミー」と一人を悪役に決めてしまう見方
- 作品を見た直後は、周りの人の行動が全部「あの展開」に見えやすくなります。
- 1回の言動だけで「フレネミーだ」と判断すると、関係を不必要に壊すことがあります。
- 同じ行動が別の場面でも繰り返されているかを、少し時間をかけて見てみてください。
よくある相談(Yahoo!知恵袋より)
実は、知恵袋の「フレネミー 漫画」「フレネミー 映画」まわりの相談は、作品名を聞くものより、言葉の意味を聞くもののほうが多いんです。よく読まれている3つを、要約して紹介します。
【相談1】映画や漫画で見かけたけど、そもそもフレネミーって何?
作品で言葉を見かけて意味を調べた、という相談がいちばん多く読まれています。友達でありながら敵でもある人、または友達のふりをした敵のことですね。
作品の題名で知った方は、その作品の登場人物どうしの関係を思い浮かべながら読むと、理解が早いですよ。くわしい語源はフレネミーの意味・語源・英語で扱っています。
【相談2】題名に「フレネミー」とつく海外の映画を見逃した。見る方法はある?
放送や配信の状況は時期で変わるため、視聴方法はここでは案内できません。公式の配信サービスや放送局の番組情報で、作品名を検索するのが確実です。
なお、題名にフレネミーとある作品は、この記事の類型で言うと「ライバル枠にいる味方」に近い、明るいトーンで描かれることもあります。『フレネミー=怖い話』と決めてかかると、少し印象が違うかもしれません。
【相談3】フレネミーって、最近できた言葉?
作品を通して言葉を知った方から、この相談も寄せられています。答えは「言葉そのものは古く、日本で広まったのが比較的最近」です。
英語圏では19世紀末の新聞に使用例があり、20世紀半ばには政治の話でも使われました。日本では2015年に流行語大賞の候補になり、2026年のドラマで再び広まった、という流れです。
| 相談の型 | 記事の中で読むと役立つ場所 |
|---|---|
| 言葉の意味を知りたい | この節の相談1と、意味・語源の記事 |
| 特定の作品を見たい | 公式の配信・番組情報で検索(この記事では案内なし) |
| 言葉の新しさを知りたい | 相談3と、いつから流行語になったかの記事 |
| 身近な人が当てはまる気がする | 「フィクションと現実で違う3つのこと」と、行動サイン20項目の診断 |
フレネミーかどうか迷ったら、行動サイン20項目のフレネミー診断で確認できます。フレネミーについて全体像から知りたい方は、まずフレネミー診断ナビ トップをご覧ください。
よくある質問
フレネミーが出てくる漫画のおすすめは何ですか?
この記事では個別の作品名は挙げていません。ネタバレになることと、同じ作品でも読む人の状況によって役に立つかどうかが変わるためです。代わりに、舞台別の5類型と役割別の3類型、探す前に決めておきたい5つの観点を用意しているので、自分の状況に近い舞台と役割から探してみてください。
フレネミーのアニメキャラとはどんな登場人物ですか?
学園ものを中心に、主人公の親友の位置にいながら裏で比べたり秘密を広めたりする登場人物を指して使われることが多いです。アニメは感情の描写が誇張されるぶん、祝えない・情報を使う・裏表といった行動が分かりやすく描かれます。
ホラー映画にもフレネミーは出てきますか?
はい。善意の顔で近づいて生活に入り込み、周囲から孤立させていく展開は、ホラーやサスペンスでよく使われます。現実にここまで劇的に進むことは少ないですが、距離のコントロールという行動の怖さをいちばん分かりやすく見せてくれます。
作品を見て相手をフレネミーだと判断してもいいですか?
作品は現実より「気づきやすく」作られているため、そのまま当てはめると決めつけになりやすいです。相手を悪役に分類せず、具体的な場面の行動が当てはまるかどうかで見るのが、現実に合った使い方です。
フレネミーの漫画とドラマ、どちらから見るのがいいですか?
言葉で確かめたい方は漫画、空気で確かめたい方はドラマがおすすめです。漫画はモノローグで裏の顔が読めるので落差がはっきり出ます。ドラマは表情と間で描くので、現実に近い違和感を体感しやすいです。
作品を読んで「自分がフレネミーかも」と思ったらどうすればいいですか?
まず自分を責めなくて大丈夫です。「自覚のない加害者」として描かれるキャラも、本人に悪意はありません。行動のクセを確かめたい方は、自分がフレネミーかも診断で確認してみてください。
まとめ
フレネミーの作品は、作品名から探すより、舞台5つと役割3つから探すほうが自分に近い1本に早く出会えます。
ただ、作品は現実より気づきやすく作られています。読んだあとに周りの人を見るときは、「あの人はフレネミー」と決める前に、「あの場面のあの行動」で見てみてください。
- フレネミーが描かれる作品は、職場・ママ友・学園・恋愛・ホラーの5つの舞台に分かれ、舞台ごとに比べられる軸と目立つ行動が違う
- フレネミーキャラの役割は「親友枠にいる敵」「ライバル枠にいる味方」「自覚のない加害者」の3つに分けられる
- 漫画は裏の顔の落差、ドラマは違和感の体感、映画は流れ、アニメは行動の分かりやすさに強みがある
- 作品名から探すより、舞台・役割・行動・読後に欲しいもの・消耗度の5つを先に決めてから探す
- 現実では裏の顔が暴かれる場面は来にくく、仕返しは痛快な結末にならず、相手は悪役ではなく場面で行動が変わる人





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