親がフレネミー?母親・姉妹・夫婦など家族に出るサインと距離の取り方

親や家族がフレネミーかもしれない時の見分け方と距離の取り方を解説する記事のアイキャッチ

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親に良い報告をしたのに、返ってきたのは「調子に乗らないで」の一言だった。姉に打ち明けた悩みが、いつの間にか親戚中に知られていた。

『親がフレネミーなのかも』『母親のことをこんなふうに思っていいのかな』と、気持ちが揺れている方も多いはずです。

結論から言うと、家族のフレネミーは、友達や職場のフレネミーと同じ対処では上手くいきません。離れることが難しく、関係が生涯続くからです。

この記事では、母親・父親・姉妹・兄弟・夫婦・義母の立場別に出やすいサインと、「あなたのため」という言葉の翻訳のしかたが分かります。あわせて、家族だから取れる手段と、同居・別居で変わる距離の取り方もまとめています。

目次

親・家族のフレネミーとは?切れない関係で起きること

フレネミーは friend(友達)と enemy(敵)を合わせた言葉です。友達として付き合いながら、ある面では敵やライバルでもある人を指します。

家族版のフレネミーは、これを親子や身内の関係に当てはめた言い方です。味方であるはずの家族が、比べる・小さく否定する・話を広める形であなたを消耗させる状態、と考えてください。

先に結論

親フレネミー、家族フレネミーという言葉は、親や身内の人格を決めつけるためのものではありません。切れない関係の中で「あなたにだけ何度もされること」を数えて、距離を調整するための言葉なんです。相手が敵かどうかを決めるより、自分の消耗を減らすことに使いましょう。

友達のフレネミーと何が違うの?

友達なら、フレネミーだと分かった時点で距離を置けますよね。家族はそうはいきません。

  • 親子や兄弟姉妹は、関係を選び直せない
  • 介護・相続・親戚付き合いで、接点がずっと残る
  • 相手の行動が「心配」や「愛情」の形で出てくるので、見分けにくい

だから家族の場合、「相手が敵かどうか」を決めることに意味がないんです。この記事では、相手を分類するより、あなたの消耗を減らすことだけを目的にします。

毒親との違いは?

毒親とは違うの、と迷う方もいるでしょう。毒親は、子どもの人生に有害な影響を与える親を指す俗称で、医学用語や診断名ではありません。フレネミーも同じく俗称です。

違いは、指しているものの大きさです。毒親は親の全体像を指す言葉で、フレネミーは「味方の顔をした行動」という一つひとつの振る舞いを指します。

親のすべてを毒親と呼ぶ必要はありません。繰り返される行動だけをフレネミー的な行動として数える方が、距離の調整には使いやすいんです。

母親・父親・姉妹・兄弟・夫婦・義母、立場別に出やすいサイン

この記事では、フレネミーの行動サインを「祝えない」「情報を使う」「比べる」「裏表」「距離のコントロール」の5つで見ます。家族の中では、立場によって出やすいサインが違います。

立場出やすいサイン家族関係での現れ方材料になりやすい話題
母親祝えない・比べる進学や結婚の報告に条件を付ける。親戚や母の友人の前で娘の評価を下げる話をする進路・結婚・容姿・子育て
父親情報を使う内緒にしてほしいと頼んだ話を、祖父母や親戚に広める仕事・お金・交際
姉・姉妹比べる・裏表親の前では仲良く、二人きりでは「私の方が」と並べる学歴・収入・親からの扱い
兄弟比べる親からの評価や相続の話を、順位の形で口にする親の期待・家の役割
夫・妻・旦那祝えない・距離のコントロール妻の昇進を「家のことは?」で受ける。夫の交友を管理する収入・時間・交友関係
義母裏表夫の前では優しく、二人きりでは家事や子育てを小さく否定する家事・子育て・実家との比較
娘・子供距離のコントロール親が疲れている時にだけ連絡が増え、都合が悪い時は返さない金銭・介護・孫
家族のフレネミーが母親・父親・姉妹・兄弟・夫婦・義母・子どもの立場別にどのサインとして出やすいかをまとめた図解

母親の相談が特に多いのはなぜ?

母親がフレネミーではないか、という相談が特に多いのは、母と娘の間に比べる材料が多いからです。進路、結婚、容姿、子育て。母親自身が通ってきた道を、娘がたどります。

だから、娘の選択が母親の人生の評価に見えてしまうことがあるんです。母親に悪気があるとは限りません。

例えばこんな場面です。

「第一志望、受かったよ」
「そう。でもあそこ、就職はどうなの?お母さんの頃は…」

祝福の言葉は一応出ています。ただ、その後に付く一言で、娘の成果が小さくされていますよね。

母親フレネミーという言葉で人格を決める必要はありません。「良い報告をした直後に何が返ってくるか」だけを見てみてください。

姉妹・兄弟は「親からの扱いの差」が材料になる

姉がフレネミーのように感じる時、材料になっているのは親からの扱いの差であることが多いです。親の前では仲良く、二人きりになると「私の方が」と並べる形が典型です。

「お母さん、あんたにだけ甘いよね」「私の時はそんなの買ってもらえなかった」

こうした一言が良い報告のたびに出てくるなら、比べるサインとして数えてください。兄弟の場合は、親の期待や家の役割、相続の話が順位の形で出てきやすいです。

一人っ子の場合は少し違います。兄弟姉妹との比較が無いぶん親の期待が一人に集中し、親自身との比較が起きやすいと言われます。

小さい子どものフレネミーは大人と同じに数えない

小さい子ども同士でも「友達のふりをして意地悪をする」形は見られます。ただ、子どもの行動は発達の途中で変わっていきます。

大人と同じ物差しで数えることはおすすめしません。子どものフレネミーが気になる時は、学校・学生のフレネミーの考え方を参考にしてみてください。

家族のサインを見る時のポイント
  • 良い報告をした直後に、条件や比較の一言が付いていないかを見る
  • 内緒と頼んだ話を、親戚や祖父母が知っていた回数を思い出す
  • 親の前と二人きりで、姉妹や義母の言葉が変わっていないかを見比べる
  • 連絡が増える時期が、相手の都合と連動していないかを見る
  • どれも1回きりか、同じ相手から何度も起きているかで判断する

同じサインが繰り返されているかは、行動サイン20項目のフレネミー診断で確かめられます。

「あなたのため」は心配なのか?言葉を翻訳して見分ける

よく言われるのは、フレネミーの特徴を「どんな人か」で並べる見方です。ただ家族の場合、行動はほとんど「心配」や「愛情」の形で出てきます。

だから、行動の一覧だけでは見分けがつかないんです。そこで、家族からよく出る言葉を「心配として受け取れる条件」と「フレネミー的な行動として数える条件」に翻訳してみます。

家族から出る言葉心配として受け取れる条件フレネミー的な行動として数える条件
「あなたのために言っている」言った後、あなたの選択を尊重して手を引く言った後も同じ話を繰り返し、選択を変えるまで続く
「お姉ちゃんはできたのに」一度きりで、その後に具体的な手助けがある良い報告のたびに出て、手助けは無い
「そんな人と結婚して大丈夫?」理由を具体的に一つ言い、その後は口を出さない理由が変わりながら続き、親戚にも同じ話をする
「育ててもらっておいて」感情的になった一回の言葉として謝りがある反論を封じる決まり文句として使われる
「もっと辛い人はたくさんいる」あなたの話を聞き切った後の慰め話を聞く前に出て、話を終わらせるために使われる
見分けるのは言葉より「その後」

言葉そのものでは見分けられません。見るのは、言った後に手を引くか、繰り返すかです。心配は一度言えば済みます。フレネミー的な行動は、同じ言葉を材料にして何度も繰り返されるんです。

「あなたのためを思って」が続く時

『でも、本当に心配してくれているのかも』と思いますよね。そう思うのは自然です。実際、心配から出ている言葉も多いです。

見分けたい時は、一度だけ受け止めてみてください。

「分かった。心配してくれてありがとう。でも自分で決めるね」
「そう言うけど、あんたは昔から人を見る目が…」

ここで話が終わらず、別の理由に変わって続くなら、心配より「選択を変えさせたい」が先に立っています。翻訳表の右側として数えてください。

「育ててもらっておいて」は反論を封じる言葉になりやすい

感情的になった時に一度だけ出て、後で謝りがあるなら、それは一回の言葉です。ただ、あなたが何か言い返すたびにこの言葉が出るなら、話を終わらせるための決まり文句になっています。

この言葉に正面から「そんなこと言わないで」と返すと、話が長引きがちです。「うん、感謝はしてるよ」とだけ返して、話題を変えてしまいましょう。

「心配」を否定しなくていい

翻訳表は、家族の言葉を全部疑うためのものではありません。心配として受け取れる言葉は、そのまま受け取って大丈夫です。数えるのは、同じ言葉が良い報告のたびに繰り返される時だけ。ここが大事なところです。

家族だから取れる手段・取れない手段

友達のフレネミーへの対処としてよく挙がる手段は5つです。期待しない、反応しない、情報を渡さない、グループで会う、話を「あなたは?」で返す。

家族の場合は、この中で使えない手段がはっきりしています。『縁を切りたいけど、そんなの無理だし…』と迷う方も多いはずです。

手段友達関係家族関係理由
縁を切る取れる現実的に取りにくい介護・相続・親戚付き合いで接点が残る
グループで会う取れる逆効果になることがある親戚の集まりは情報を使う行動が広がる場になりやすい
情報を渡さない取れる取れる進行中の進路・交際・仕事は結果が出るまで話さない
話題を選ぶ取れる取れる天気・近所・食事など、比べる材料にならない話題を用意しておく
会う頻度を落とす取れる別居なら取れる帰省や電話の間隔を自分で決められる
配偶者や第三者を挟む難しい取れる夫婦で帰省する、電話を短くする理由を第三者に置ける
家の外に居場所を作る取れる取れる家族が唯一の評価者にならないようにする
家族関係だから使える手段
  • 情報を渡さない(進行中の話は結果が出るまで話さない)
  • 話題を選ぶ(比べる材料にならない話題を用意しておく)
  • 配偶者や第三者を挟む(夫婦で帰省する、電話を短くする理由を外に置く)
家族関係では使いにくい手段
  • 縁を切る(介護・相続・親戚付き合いで接点が残る)
  • グループで会う(親戚の集まりは話が広がる場になりやすい)
  • 本人に「フレネミーだ」と言う(親戚の前で被害者の立場を取られやすい)

「縁を切るか我慢するか」の二択ではない

家族のフレネミーで一番つらいのは、『我慢するしかないのかな』と思ってしまうことですよね。

実は、その間にできることがたくさんあります。情報の線引きと話題の選択は、同居でも別居でも使えます。頻度の調整は、別居なら自分で決められます。

例えば、「あなたは?」で返す手段は家族でもそのまま使えます。

「結婚はまだなの?」
「まだ決まってないんだ。お母さんは何歳で決めたんだっけ?」

こう返すと、話題はあなたの進み具合から母親自身の話に移ります。あなたの情報を渡さずに、会話は続けられるんです。

よくある失敗
  • 本人に「お母さんってフレネミーだよね」と言ってしまい、親戚の前で被害者の立場を取られる
  • 仕返しに親戚の集まりで親の話をしてしまい、自分が情報を使う側になる
  • 距離を取る理由を細かく説明しすぎて、説明そのものが新しい材料になる

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距離の取り方は同居・別居・帰省でどう変わる?

家族との距離は、住まいの形によって使えるレバーが変わります。同居なら「情報」と「話題」の2本、別居なら「頻度」を加えた3本です。

家族と消耗せずに付き合う3つのレバー
  1. 情報:進行中の進路・交際・仕事・お金の話は、結果が出るまで家族には話さない。決まったことだけを短く報告する
  2. 話題:会う前に、比べる材料にならない話題を3つ用意しておく。比べる話が出たら「お母さんはどうだった?」と相手に戻す
  3. 頻度:別居なら、帰省や電話の間隔を自分で決める。理由は「仕事が立て込んでいて」で十分で、詳しく説明しない
家族のフレネミーとの距離を、情報・話題・頻度の3つのレバーで同居と別居に分けて調整する方法を示した図解

同居の場合はどうすればいい?

同居だと頻度は変えられない、と感じる方も多いですよね。その通りで、同居では頻度のレバーはほとんど使えません。

ただ、家の中で過ごす時間帯を少しずらすだけでも接点は減ります。食事の時間を少し変える、自分の部屋で過ごす時間を増やす。それだけで、比べる話が出る回数は減ります。

同居で一番効くのは、情報のレバーです。家の中にいると、つい途中経過まで話してしまいがち。「決まったら言うね」を口ぐせにしておきましょう。

帰省や電話を減らす時の言い回し

場面こう言う避けたい言い方
帰省の回数を減らしたい「今回は仕事が立て込んでて、次は落ち着いたら」「行きたくない」(理由を求められ、話が長引く)
電話が長くなる「ごめん、この後予定があって。またかけるね」相手の話が終わるまで待ってから切ろうとする
進路や交際を聞かれた「まだ決まってないから、決まったら話すね」途中経過を話す(親戚に広がる材料になる)
「最近冷たいね」と言われた「そうかな、バタバタしてて。落ち着いたらまた」「別に避けてないよ」(否定すると話が続く)

途中で「最近付き合いが悪い」「親を何だと思ってるの」と言われることがあります。それ自体が距離のコントロールの一部であることも多いので、理由を細かく説明する必要はありません。

仕返しをしたくなることもありますよね。ただ、家族の中で仕返しをすると、親戚の前で被害者の立場を取られて、周りの見方が変わることが多いです。反応しないことが、いちばん消耗の少ない対処になります。

親友・夫婦は「家族に近い関係」、同じレバーが使える

家族の外にいながら家族に近い関係として、親友と夫婦があります。

親友はフレネミーなのかな、と迷う方も多いです。親友フレネミーとは、家族同然に付き合ってきた親友が、あなたの節目で祝えない・比べる・情報を使う行動を見せる状態です。

打ち明けている情報の量が家族並みに多いので、家族のフレネミーと同じく「情報の線引き」から始めるのが効きます。友達関係の見分け方は友達・親友のフレネミーで詳しく扱っています。

夫婦の場合は、家族でありながら関係を選び直せる点が親子と違います。夫や妻が競争相手のように振る舞う時、収入や時間の配分が材料になりやすいです。

「昇進したんだ」
「へえ。で、家のことは?帰り遅くなるんでしょ」

「家のことは?」の一言で相手の成果を小さくする形が典型です。ただ夫婦は、親子と違って、行動を一つ指して伝える場を持ちやすい関係でもあります。

「昇進の話をした時、先に家のことを聞かれたのが少し寂しかった」のように、行動を一つだけ指して伝えることから始めてみてください。恋人・配偶者との関係の見方は恋愛・恋人のフレネミーで扱っています。

夫婦や親友のフレネミーは、ドラマや漫画の題材にもなっています。作品の話はフレネミーが題材の漫画・ドラマまとめで触れています。

家族は「解決」しなくていい

家族のフレネミーは、関係を「解決」する必要はありません。情報を絞り、話題を選び、別居なら頻度を決める。消耗が減れば、それで十分なんです。

家族と少し距離を置いて、自分の時間を静かに過ごしている女性のイメージ写真

よくある相談:親や家族のフレネミーについて寄せられる質問

Yahoo!知恵袋には、親や家族がフレネミーではないかという相談が寄せられています。趣旨を要約して、この記事の考え方で答えます。

母親が、親戚や母の友人や先生の前で、私の評価が下がるような話をする

家族の外に向けて娘の評価を下げる話をするのは、情報を使うサインと裏表のサインが重なった行動です。母親本人に悪意の自覚が無いことも多く、「謙遜のつもり」と説明されることもあります。

対処は二段階です。まず、母親に話す情報を「公表済みのこと」だけに絞ります。次に、親戚や先生とは自分で直接話す機会を持ち、母親経由でない自分の評価を作っておきます。

母親の話し方を変えようとするより、情報の経路を一つ増やす方が早く効きます。

婚活中に母親から「おじさんがいいんじゃない」と笑いながら言われる

結婚の話題は、母親が自分の人生と娘の選択を比べやすい場面です。笑いながらの一言でも、婚活の進み具合を報告するたびに続くなら、比べるサインとして数えてください。

対処は、進行中の婚活の話を結果が出るまで母親に話さないことです。交際が決まってから報告すれば、途中経過を材料にされる機会そのものが無くなります。

『でも、聞かれたら答えないわけにいかないし』と思いますよね。「まだいい人いないんだよね」で止めておいて大丈夫です。細かい進み具合まで言う必要はありません。

父に話したことが、内緒と頼んでもすぐ祖母や親戚に広まる

内緒と頼んだ話が広まるのは、情報を使うサインの中でも家族に典型的な形です。父親に悪意が無く、単に話したいだけの場合も多いのですが、結果として困るのはあなたです。

「父は広める人」と決めたうえで、父に話すのは広まっても困らない話だけにしてみてください。広めないでほしいと頼み続けるより、渡す情報を選ぶ方が確実です。

母親が私の可能性を潰してくる気がする

進路ややりたいことを話すたびに「あなたには無理」「やめておきなさい」が返ってくる、という相談です。祝えないサインと比べるサインが重なった形と言えます。

対処は、決める前に相談しないことです。「こうしようと思う」の形で話すと、止める材料を渡すことになります。決まってから「こう決めた」と短く報告してみてください。

親が毒親気味で、叔母がフレネミー的でしんどい

親と叔母の両方から消耗している、という相談も寄せられています。気楽に考える方法を探しているなら、まず「全部を一度に何とかしない」と決めてみてください。

親には情報のレバー、叔母には頻度のレバー、というように相手ごとに使うレバーを一つに絞ると、負担が軽くなります。親戚の集まりは叔母と親が同じ場にいるので、行く回数を自分で決めるだけでも違います。

一人で抱えないために

家族との関係は、友達に相談しても「親なんだから」と返されやすく、一人で抱え込みがちです。家族を知らない第三者、たとえばオンラインで話を聞くカウンセリングなどに一度話すと、何をされて何が疲れたかを言葉にできます。家族を変えるためというより、自分の消耗度を知るための場として使うのがおすすめです。

よくある質問

親がフレネミーかもしれません。親を疑う自分が嫌になります。

親を疑っているのではなく、自分の消耗を減らす方法を探しているだけです。親の人格を決めつける必要はありません。良い報告の直後に返ってくる行動を数えて、情報と話題のレバーを調整すれば十分です。

姉がフレネミーのように感じます。親に相談してもよいですか。

親からの扱いの差が材料になっている場合、親に相談すると比べる構図が強まることがあります。まずは姉に話す情報を選ぶことから始めてみてください。親には「二人の間のこと」として持ち込まない方が消耗が少なく済みます。

義母が夫の前と二人きりで態度を変えます。夫に言っても伝わりません。

夫は二人きりの場を見ていないので、伝わりにくいのは自然です。義母と二人きりになる時間を減らし、会う時は夫が同席する形にしてみてください。夫を説得するより、二人きりの場そのものを減らす方が確実です。

家族のフレネミーは縁を切るしかありませんか。

縁を切ることは家族では現実的に取りにくい手段です。その代わり、情報の線引き・話題の選択・頻度の調整という3つのレバーがあります。多くの場合、縁を切らなくても消耗は減らせます。

同居している親との距離は、どう取ればいいですか。

同居では頻度のレバーが使いにくいので、情報と話題の2本で調整します。進行中の話は決まってから伝える、比べる話が出たら相手の話に戻す、この2つを続けてみてください。家の中で過ごす時間帯を少しずらすのも効きます。

「あなたのため」と言われるたびに罪悪感があります。

罪悪感が出るのは、あなたが家族を大切に思っている証拠です。言葉を全部疑う必要はありません。ただ、同じ言葉が良い報告のたびに繰り返されるなら、心配とは別のものとして数えて大丈夫です。

まとめ

この記事の要点
  • 家族のフレネミーは、親や身内の人格を決めつける言葉ではなく、切れない関係の中で繰り返される行動を数えるための言葉
  • 母親は祝えない・比べる、父親は情報を使う、姉妹は比べる・裏表、夫婦は距離のコントロール、義母は裏表が出やすい
  • 家族の行動は「心配」の形を取る。言葉の後に手を引くか繰り返すかで翻訳する
  • 縁を切る・グループで会うは家族では取りにくい。情報・話題・頻度の3つのレバーで距離を調整する
  • 親友と夫婦は家族に近い関係で、情報の線引きと、行動を一つ指して伝えることが軸になる

フレネミーについて迷ったら、まずフレネミー診断ナビ トップから、意味・特徴・対処法まで順にたどれます。フレネミーかどうか迷ったら、行動サイン20項目のフレネミー診断で確認できます。

フレネミー診断ナビ

フレネミー診断ナビ 編集部

「友達の顔をした敵」フレネミーについて、見分け方・距離の取り方・心理を、当事者の声と公開情報をもとに整理している案内サイトです。 公式サイト

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